無料で相談する
ホーム / コラム / Googleマップ
Googleマップ2025.12

Googleマップに載っているそのリンク、
あなたの店のものではないかもしれません

いま、スマートフォンでご自身のお店をGoogleマップで検索してみてください。 「ウェブサイト」の欄に、見覚えのないアドレスが入っていませんか。

先日、あるお客様から「うちのホームページを作った覚えはないのに、Googleマップからサイトに飛べる」というご相談をいただきました。開いてみると、そのお店の名前と住所が載った、見たことのないページでした。作った覚えがないのは当然で、そのお店とはまったく関係のない業者が作ったものだったのです。

気になって周辺の店舗も見てみたところ、同じ形のものがいくつも見つかりました。1軒だけの話ではありませんでした。

何が起きているのか

Googleマップの店舗情報は、オーナーが管理していない状態だと、第三者が編集を提案できる仕組みになっています。「営業時間が違う」「電話番号が変わっている」といった修正を、利用者が提案できるようにするための機能です。本来はよくできた仕組みです。

問題は、これが悪用できてしまうことです。オーナー確認がされていない店舗のウェブサイト欄に、自分たちの作ったページのアドレスを入れる。それだけで、Googleマップからそのページへ人を流せます。

流し込まれる先は、たいてい「〇〇市 グルメ情報」のような体裁のページです。店名と住所が載っているので、パッと見では公式サイトのようにも見えます。実際にはそのページに広告が貼ってあったり、別のサイトへ誘導されたりします。

誰が、何のためにやっているのか

調べた範囲では、個人がいたずらでやっているものではありませんでした。同じ形式のドメインが、地域をまたいで大量に使われているのが特徴です。1軒ずつ手作業で書き換えているとは考えにくく、組織的にやっているとみるのが自然です。

目的は、集めた人をどこかで換金することです。広告収入なのか、別のサービスへの送客なのか、そこまでは分かりません。ただ「他人の店の看板を借りて、自分のところに人を集めている」という構図は共通しています。

ここで大事なのは、これがGoogleへの攻撃ではないということです。マップの仕組みを、そのまま使っているだけです。だから外から見ても不正には見えませんし、Googleが自動で止めてくれるわけでもありません。

止められるのは、そのお店のオーナーだけです。

放っておくと、どうなるか

お客様が、たどり着けなくなる

いちばん直接的な損です。「地域名+業種」で調べた方がマップを開き、そこからサイトへ飛ぶ。飛んだ先が知らないページだったら、その方はどうするでしょうか。たいていは戻って、次のお店を見ます。ホームページを持っているのに、そこへ行き着けないという状態です。

予約や問い合わせが、届かない

飛んだ先のページに、別の予約サイトへのリンクが貼ってあることがあります。お客様は「このお店のページだ」と思って進むので、気づきません。取れたはずの予約が、どこか別のところに流れている可能性があります。減った実感がないのは、そもそも来ていたはずの人が来ていないだけだからです。

店の評判が、他人の手の中にある

そのページに何が書かれるかを、お店側は決められません。古い情報が載っていても、間違った価格が書かれていても、直せません。お店の名前で公開されているのに、内容に一切関与できない状態です。

自分の店が大丈夫か、確かめる方法

3分でできます

  1. スマートフォンでGoogleマップを開き、ご自身のお店の名前で検索します。
  2. 店舗情報の「ウェブサイト」の欄を見ます。表示されているアドレスが、ご自身のホームページのものかどうかを確認してください。
  3. ホームページを持っていない場合も確認してください。持っていないのにウェブサイト欄が埋まっているなら、それは間違いなく他人のものです。
  4. 心当たりのないアドレスだった場合は、タップして開いてみてください。自分の店の名前が載った、知らないページが出てきたら該当します。

とくに危ないのは、この状態です

「Googleマップに店の情報は出ているけれど、自分で登録した覚えはない」——この場合、オーナー確認がされていない可能性が高いです。見つかったものは、いずれもこの状態でした。登録した覚えがないのに情報が出ているのは、Googleが他の情報源から自動で作ったか、誰かが登録したためです。

直す方法

やることは、ひとつです。そのお店のオーナーであることをGoogleに確認してもらい、自分で管理できる状態にする。これだけで、第三者は勝手に書き換えられなくなります。

手順としては、Googleビジネスプロフィールでお店を検索し、「このビジネスのオーナーですか?」から申請します。はがきや電話、動画などで確認が行われます。確認が済んだら、ウェブサイト欄を正しいものに直すか、ホームページがなければ空欄にします。

面倒に思われるかもしれませんが、一度やっておけば済む話です。そしてやらない限り、いつまでも他人が書き換えられる状態が続きます。直したあとにまた書き換えられていないか、たまに見ておくことをおすすめします。

最後に

この話をすると、たいてい「そんなことが起きるのか」と驚かれます。ただ、被害に遭っていても気づきようがないのが厄介なところです。売上が急に落ちるわけではなく、来るはずだった人が来ないだけだからです。

ホームページを作るかどうかとは関係なく、確かめておいて損はありません。3分で終わります。

ご自身のマップを見て、不安になったら

アドレスを教えていただければ、どういう状態かをお調べしてお伝えします。問題がなければ「大丈夫です」とお返事します。制作のご依頼でなくても構いません。

無料で相談する

該当していた場合、無料で元に戻す作業をお引き受けしています。初回1回、地域は限定していません。契約もお願いしません。ご自身でなさりたい場合は、手順をお伝えします。
Googleマップの改ざん救済について